山本印房
工事名称 | 山本印房ビル新築工事 | 工 期 | 1987年4月〜1997年9月 | |||
建築場所 | 福岡市博多区 | 敷地面積 | 56.40 u | |||
用 途 | 店舗付個人住宅 | 建築面積 | 44.73 u | |||
構造・規模 | 鉄骨造3階建 | 延床面積 | 138.64 u | |||
概 要 | 都心近くに建つ3階建個人住宅。敷地は17坪で、長方形の1角が欠けた形状。間口は7m。建築主は若夫婦とご主人のお母さん。お母さんが踊りを教えてあるので、2階に和室8帖の二間続き(床の間・仏間付)をとることが必須条件だったため、狭い敷地を目いっぱい有効利用し、一部変則な敷地形状も逆手にとってその変則部分をうまく使った平面計画を行ないました。 | |||||
正面外観 |
1階は建物間口6.4mの幅に自宅玄関、店舗玄関、ショーウィンドーが並ぶ。歴史の長い由緒正しいハンコ屋さんです。インターネット販売もやってあります。2・3階の窓は、H寸法の大きな明るい窓としています。(腰高が低いので室内側で転落防止策を施しています) |
山本印房ホームページ http://www.yokahan.com
和室二間続き |
2階の和室8帖二間続きです。右側に仏間が見え、写真には写っていませんがその横に神棚、またその横に床の間があります。押入も二間で2間半とっています。2階には、その他に便所、ミニシンク、冷蔵庫置き場、バルコニーがあります。よく、これだけとれたものです。敷地が限られているので、床下、天井裏、壁下地の少し奥行きのある部分など、どこもここも有効利用した設計になっています。 |
和室8帖 |
2階和室8帖二間続きの片方の室。ガラス戸の外が廊下になっており、ガラス戸の上にある引違いの襖の中は廊下の天井裏を利用した収納スペース。右側に見える襖の向こうがもう1つの和室8帖で、こちらも廊下から直接出入りできる。 |
1階便所 |
階段下を利用した便所です。3人家族で、便所は各階にありますので1人1コ? 1階のこの便所のドアには何故か「社長室」の室名札が貼られています。2階の便所には「会議室」の札が。側面の壁には、構造上の理由で、下地の奥行きが10cmほどあったので、収納棚と手洗いユニットを埋込み式にしました。 |
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